
氏名:尾山凛
学年:4回生・第8セメスター
学部:APM
主な活動:カナダへの交換留学
出身:兵庫県
【要約】
第4セメスターからカナダのケベック州に交換留学へ行き、帰国後は営業のインターンシップにも参加。最終的には6社から内定をもらい、海外と交流の深い商社への就職が決まっている尾山さんから大学での経験や後輩へのアドバイスを頂きました。
【APUへの入学の決め手は何ですか?】
10年間英会話を習っていた経験から、英語を学習することの楽しさに気付きました。国際系の大学を調べている中で、APハウスという国際生と深く関わることができる環境や、留学の制度が充実していること、興味のあった経営学についても学ぶことができるためAPUを選びました。
【入学前と入学後でAPUの印象は変わりましたか?】
想像以上に国際交流ができたことです。特にAPハウスでは部屋が隣の中国人の友達との交流を深めることができ、私自身も中国語の授業をⅢまで履修していたので、スピーキングテストの前などはよく助けてもらっていました。APハウスで同じフロアであった国際生との交流が主であったため、APハウスに入ってよかったと感じます。
【APUで学びたいこと、学んでいることは何ですか?】
3回生の時にリー先生のゼミに入り、化粧品会社のKOSEやテレビ大分とコラボをし、実践的なマーケティングの活動を通して、マーケティングについて学びました。専攻はマーケティングですが、会計や経営学も学んでいます。
【交換留学について教えてください】
2回生の秋からカナダのケベック州へ交換留学に行っていました。交換留学に関しては、高校生の頃から、大学では海外留学に行きたいという思いが強かったです。交換留学は1年前に申請が必要であり、申請には英語の資格が大変。また、VISAの申請が想像以上に大変で、中にはVISAの申請が間に合わず、予定よりも1ヶ月遅れて渡航していた友人もいました。渡航先での家も、自分たちで現地の不動産屋と連絡を取り決めなければならず、渡航前の準備が大変でした。しっかりと家の契約ができているのか、きちんと乗り換えができるかなど、現地での学校生活が始まる前から、不安な気持ちでいっぱいでした。日本人が少ない地域をあえて選んだことで、ホームシックにもなりました。交換留学先でもマーケティングやマネジメントの授業を履修していました。最初の方はグループディスカッションなど全然授業についていくことができず、大変なこともありました。ケベック州はフランス語圏でもあるため、不安でした。
【ゼミは必須ではないですがゼミに入ることのメリットはなんですか?】
ゼミにはメリットしかないと思います。必須ではないので入らない人が多いですが、私が属していたゼミでは企業の方とコラボし、自分たちで企画を考え、毎週のようにプレゼンをしていました。日英両言語のゼミであり、グループワークも国際生と一緒にやることが多く、授業よりも少人数で濃く学ぶことができました。グループワークは日本人が少なかったため、基本的には英語で進めていました。ゼミに入る前までは、日英両言語ということはわかっていましたが、ここまで大変であるとは思っていませんでした。しかし、その分終わった時の達成感はすごく、また就職活動にもゼミでの活動が非常に役に立ったと感じでいます。
【将来の夢、目標を教えてください】
将来、いずれは海外で働きたいです。まだビジネスプランはないですが、いつか起業もしてみたいと感じます。
【現在そのためにどのような活動をされていますか。】
就職活動では、海外の人と働くことができる商社や、海外での売り上げ比率が高い会社を中心に探しており、いずれは海外駐在ができそうな会社での内定が決まりました。海外の人と働きたいという思いがあるため、英語力をあげたい。就職先は三井化学の事務系総合職です。年次が上になるとマーケティングや企画を行う機会もあるとのことで、大学で学んだことを活かせると思います。海外売り上げ比率が高い。最終的に6社から内定をいただき、最終的に1社を選べました。大学3回生の6月から就職活動を始めていました。帰国後、すぐに大阪で営業のインターンシップに参加していました。帰国前から調べていました。常に先のことを考え、行動に移すことが大切だと思います。スケジュールは埋まっている方が好きなので、中長期インターンシップを探し、営業のインターンに参加していました。8セメスターでは、HSK5級に挑戦、そしてTOEICのスコアを上げられるよう頑張ります。
【後輩へメッセージをお願いします】
3回生までは就職活動に向けての自己分析や企業分析に励んでください。就職活動は、早い時期から始めれば始めるほど良いと思います。そしてAPUの環境をフル活用し、少しでも興味のあることがあれば挑戦してみてほしいです。またインターンシップにも積極的に参加をしてみてください。私は部活動やサークルに入っておらず、コミュニティが狭いと感じたため、課外活動にも積極的に取り組んでみてください。