ALUMNI

デジクロCEO 永野さん

2013年春卒 永野雄太さん

氏名:永野雄太さん

卒業年:2013年春

出身:神奈川県

勤務先・所属部署:デジクロ株式会社CEO

在学時:交換留学、グラミン銀行インターンシップ、TAなど

デジクロ株式会社のCEOをしている永野さん。現在の職業と、その職業に就いた経緯を聞いてみました!!

【現在、どんなお仕事をされていますか?】

 私はカンボジアでデジクロ株式会社のCEOをしています。

デジクロでは、カンボジアでAIを活用したマイクロファイナンスのアプリ事業をしています。既存の金融サービスを受けることができない層に対して、アプリ経由で小口融資を提供するサービスです。スマホにあるデータを機械学習でクレジットスコア化し審査を行い、5分以内にローンを提供するというものです。CEOとして4カ国15名のメンバーのチーム(2019年6月現在)を率いています。

【金融関係の道に進んだ理由と具体的にどのようなことをしていますか?】

 もともと国際協力に興味がありましたが、その中でも金融を選んだのは、金融は全産業に影響を与えると思ったからです。途上国では、手元に資金がないため生産能力が上がらず、所得が増えないという現状があります。例えば、今まで手縫いで服を1日1着しか縫えなかった方が、融資を受けてミシンを購入することで、1日5着も作れるようになったら、収入が上がります。これがマイクロファイナンスの代表的な例です。手元に資金がなくても、最初の資金で1歩を踏み出せる、その手助けをするのがマイクロファイナンスの役割だと思っています。

【国際協力に興味を持ったきっかけは何ですか?】

 大学受験期に偶然読んだ少年兵の記事がきっかけです。私は高校時代まで体操競技をしていましたが、紛争地域で生活をしている彼らは、「やりたいスポーツをする」という選択肢すらない状況にいる事実を知りました。機会を選択できる自分が本当に恵まれていることを実感し、同時にそのような環境で生活している彼らに興味を持ちました。この少年兵の記事が国際協力に携わりたいと思ったきっかけでもあり、原点でもあります。

「大学生時代について」

永野さんは、APUで夢に近づくための行動をたくさんとってきました。その行動の一部についてインタビューしてみました。

【TOEFL 】

 入学時、SALCの先生にTOEFL のスコアを見せたところ、まずは中学文法の基本からやったらどうかと先生にアドバイスを頂きました。大学で中学生の教科書を開くのが恥ずかしいと思いながらも、アドバイスを信じてひたすら中学校、高校の文法を取り組んでいました。3ヶ月間基礎を固めたおかげで、TOEFLで400後半を取ることができました。その後は、TOEFLのみの勉強にシフトし、10月に550を取って、交換留学生としてイギリスへと向かいました。

【イギリスの大学へ留学しようと思ったのはなぜですか?】

 イギリスは私の専攻であった国際開発学で有名だからです。しかし、事前のリサーチ不足で、派遣先の大学にはそのような授業がないことがわかりました。。当時ソーシャルビジネスについて学びたかったので、留学先では国際経営などの授業を取り、ビジネス面の知見を広めることができたので結果としてはよかったと思っています。

【なぜグラミン銀行でインターンしようと思ったのですか?】

 ある授業のレポートを書いているときに、マイクロファイナンスに出会い、興味を持ったのがきっかけです。そこで、実際に現地で経験したいと思い、ノーベル平和賞を受賞したことでも有名なグラミン銀行でインターンをすることを決意しました。グラミン銀行はAPUと協定を結んでいなかったため、自分でグラミン銀行のウェブサイトにあったお問い合わせから英文履歴書を送り、運良くインターンとして受け入れてもらいました。今はFacebookなどのSNSが発達しているため、公に応募をしていなくても、気になる企業や団体に連絡を取るのは昔よりも簡単になったと思います。連絡を取っても失うものはないわけで、行動あるのみです!

「夢。そして学生の皆さんへ」

永野さんの中にあるこれからの目標と、在学生へのメッセ―ジをインタビューしてみました。

【目標】

 スピード感を持って、一つずつ実績を積み重ねたいです。多方向に拡大することも視野には入れていますが、まずはきちんと1つの市場で1個のサービスを集中することが、適切と考えています。もちろん、柔軟に考え、チャンスがあれば新しいことにも取り組んでいきたいです。

【夢が見つからない人へ】

 在学時、私は夢が明確ではありませんでしたが、好奇心は常に持ち続けていました。自分たちの目の前には、たくさんの可能性という見えないものが、常に走りまわっています。その見えないものを直感的につかみ取ることがうまくいくかどうかのカギとなると思います。もし明確な夢がない場合は、刺激を受ける人と一緒にいるのが近道だと思っています。自分が興味のある分野を調べて、面白そうな人間がいたら連絡を取ってみることをおすすめします。

【在学生へ】

 継続は力なり。これに尽きます。毎日毎日、コツコツと。とはいえ頑張り続けるのは難しいです。なぜAPUに入学したのか、なぜこれを目指しているのか、といった目的意識が強いほど、落ち込んだときも自分を奮い立たせることができるのかなと思っています。周りの支えがあるからこそ今の私がありますが、行動するための最初の一歩は自分自身が踏み出します。学生の皆さんにも自分が行動したからうまくいったんだという自信をもってもらいたいです。一緒に頑張りましょう!!

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