STUDENT

舟橋ヒロトさん

氏名:舟橋ヒロトさん

学年:2回生

所属団体、サークルまたは活動:WANTTO

【要約

APS2回生の舟橋ヒロトさんは、ネパールへの強い愛からAPUでの活発な活動はもちろんのこと、APU外の活動も行ってきました。そんな彼のネパールに関する活発な活動や、経験などを伺いました。

【APUに入学したきっかけはなんですか?】

ネパールの農村で雇用不足という問題がある中で、観光と掛け合わせた新しいソーシャルビジネスを作りたいと思ったからです。その上で、APUは観光学の認証を得ており、アジア諸国の地域文化社会について他の大学よりも詳しく学べるため、入学を決意しました。

【ネパールの良さはどんなところですか?】

ネパールは中国とインドに挟まれた国です。この立地がネパールの多様な文化を生み出したんです。その多様な文化がネパールの面白さだと思いますね。多様な文化があるからこそ決まった常識がなく、自分の文化を守りながら他の人の文化も尊重しているんです。その「社会的な人間らしさ」がネパールの良さですね。

【ネパールに興味を持ったきっかけはなんですか?】

高校二年生の時にボランティア団体に所属しており、「学校の本を寄付して教育的な支援ができるのでは?」という目標のボランティアを企画し、ネパールに行ったことが始まりでした。そこでアティットさん(現地の方)のネパールのことや、その人自身の考えを話してくれたことがきっかけですね。

【どんなお話だったんですか?】

アティットさんは元々農村出身で、その村から高校に進学できる人はごくわずかという厳しい環境だったんです。そんな彼が、都心の旅行会社へ就職後、地元に戻ってコーヒー農園を始めるらしくて、僕は「他にもコーヒーの名産地があるから、売れないのでは?」と聞いたんです。そこで彼は「村の人に雇用を作りたいし、その村にいながらお金を落とせるシステムを作りたい。」という思いを語ってくれました。この話を聞いて、「ネパールへ支援しに
行った」という一方的な思いを持っていた自分が恥ずかしくなりましたね。

【大学在学中にネパール関係で何をしてきましたか】

一回生時にネパールのツアーを一人で企画、運営をしました。ツアーは五泊六日という長さでしたが、事前に7~8コマ使って参加者向けにネパールに関しての授業もしたんです。この授業は学ばないと見えないネパールを知るためには重要でした。

【これからはどのようなことをしていきたいですか】

APUに入った目標として「現地で何かを成し遂げる」だったんですけど、コロナの状況下で「それ以外でも他の選択肢があるんじゃないのかな」って考え始めました。今では、この状況下でもできるようなことをしていきたいと考えています。例としてあげると、コロナの影響で困っているネパールコミュニティの人のサポートなどですね。

【どのような卒業生と繋がりたいですか?】

今はどのような卒業生がいらっしゃるのかわからないのでこれといったものはないですが、文化が好きな人と話してみたいです。どこの国専門でもいいんですが、いわゆる文化オタクの人とラフに話してみたいですね。

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